企業は50代ミドルの独立支援に舵を切ろう《前編》

独立支援へのパラダイム転換を前向きに捉える

経緯はともかく、今回の改正で、企業と社員の関係は従来と全く異なるパラダイムにシフトしていくでしょう。これまでは、あくまでも社員の雇用を守ることが企業のあるべき姿でしたが、今後はベテラン社員が転職や独立して働くこと、さらには社会貢献活動参加と会社を離れて自立する支援まですることが企業に求められます。賛否両論が予想されますが、私は、この大きな転換を企業も社員自身も前向きに捉え、活かしていくことが重要だと考えています。

私が、50代以降のミドル・シニア社員の処遇に悩む大手企業の支援で痛感しているのは、期待する役割や仕事じたいを変えずして、本人のモチベーションを上げるのは困難であるということです。これまで終身雇用・年功序列の職場で、職位と給与で動機づけられ数十年間働いてきたミドルが役職定年となり、その後シニアとなれば嘱託等とキャリアの下り坂に入っていくわけですから。これを、キャリアの上り坂にいる年下上司のマネジメントだけに委ねるにも、限界があるのです。

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