管理職から支援職へ。「支援型マネジメント」5つのステップ
テレワークが広がるこれから、上司は「管理」職から「支援」職へ自己変革すべきです。「部下を育て活かす上司力」という定義で、研修やコンサルティング、講演・執筆活動を通じて、10年以上、私はこのマネジメント変革の重要性を訴えてきましたが、テレワークの広がりで待ったなしになったと考えています。では、テレワーク時代の上司力-支援型マネジメントの具体的な手法について解説していきましょう。
まず心すべきは、部下の仕事振りが見えにくくなったからといって、逐一報告を求めたり、ITツールで部下を常時監視しようとする発想は捨てることです。上司の本来の役割は、部下に指示命令をして従わせることではなく、部下の自律的に働ける環境を整え、一人ひとりが働きがいを感じながら成長し続ける伴走者であると心得えましょう。そのうえで、上司が身につけ発揮すべき上司力=支援型マネジメントを、5つのステップで押さえていきます【図参照】。

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