テレワーク時代に求められる上司力とは? 〜コロナ禍で一変するマネジメント〜《第4回》

メンバー間の協働体制を可視化し、サポートする

メンバー間の協働意識を高めるには、各部下の強みを活かした役割分担を部下どうしが理解し合い、認め合うことが欠かせません。具体的にはステップ②で部下一人ひとりに任せた「あなたならでは」の仕事・役割の相関関係を見える化して共有することです。できれば、役割分担の意味をキャッチフレーズとして表すことも効果的です。少しウィットを交えて表現するのもよいでしょう。丁寧な顧客対応が秀逸な部下は「信頼関係づくりのプロ:○○さん」、いつも優れた業務提案をしてくれる部下は「クリエイティブ提案のプロ:○○さん」、明るく元気な営業ができる新人は「営業のムードメーカー:○○さん」という具合です。

人には、得意なこともあれば不得手もあります。部下一人ひとりが持ち味・強みでチーム全体を支える大切な役割を担い、他者の弱みも補っていることが見えれば、部下どうしがリスペクトし合い、協働の意義を共有することも容易です。

組織が動き始めたら、日常的にはメールやチャットなどでも、互いの協働行動を奨励し、小さな協力にも「ありがとう」と感謝を示し、協働意識を盛り上げていきましょう。各部下の「誰かの役に立っている」「誰かに必要とされている」実感を演出し、チーム内に伝播させていくことが大切です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

人材育成の専門家集団(株)FeelWorksグループ創業者。兵庫県生まれ。大阪府立大学、早稲田大学ビジネススクール卒業。リクルートで「リクナビ」「ケイコとマナブ」「就職ジャーナル」などの編集長を経て2008年に「人を大切に育て活かす社会づくりへの貢献」を志に起業。「日本の上司を元気にする」をビジョンに掲げ、独自開発した「上司力研修」「50代からの働き方研修」、eラーニング「新入社員のはたらく心得」などで400社以上を支援している。2011年から青山学院大学兼任講師。2017年に(株)働きがい創造研究所設立。一般社団法人企業研究会 研究協力委員、ウーマンエンパワー賛同企業 審査員なども兼職。著書は『「働きがいあふれる」チームのつくり方』(ベストセラーズ)、『上司の9割は部下の成長に無関心』(PHP研究所)、『年上の部下とうまくつきあう9つのルール』(ダイヤモンド社)、『「仕事を続けられる人」と「仕事を失う人」の習慣』(明日香出版社)、『もう、転職はさせない!一生働きたい職場のつくり方』(実業之日本社)など30冊。最新刊『50歳からの逆転キャリア戦略』(PHP研究所)は、発売2カ月で4刷とベストセラーとなっている。YouTube「FeelWorksチャンネル」で働き方のヒント発信中▶https://www.youtube.com/channel/UCQfltGZFasnuK0BWQA8BSjg/